Dark blueの絵日記

ハロプロ関連の記事が主。後は将棋と猫を少々

「絆」 

研修生同期の絆


これから書く事は私のまったくの想像です。
実際とは違う場合がある事をお断りして置きます。


2016年11月23日にモーニング娘。13期オーディションは
研修生の中だけから選ばれて、メンバーとはすでに対面したと
発表されました。
二人の合格者もその時対面して、自分達二人が合格した事を
知ったのです。お披露目は12月12日の武道館です。
約3週間近くも間が空きました。


エッグ、研修生として初めてモーニング娘。に合格した譜久村 聖の場合は
9期発表の場で、つんくさんの「譜久村降りといで」
と、その場で初めて自分の合格を知ったので、今回とは随分違います。


その間の研修生達の心境は複雑な物だったでしょう。
二人の合格者だけが知っていました。
それ以外の研修生は、自分の不合格を知っています。
しかし、合格者は誰なのか知りません。
例えは悪いけど、疑心暗鬼が渦巻いていたでしょう。
合格者二人も、誰にも言えず心穏やかでは無かったでしょう。


その中で研修生の合格者の一人が加賀楓だという事に気がついた
研修生がいたと想像しました。
それは一岡伶奈さんです。


二人は、研修生17期として入った同期です。
4年もの長い間デビューを目指して苦楽を共にした間柄なのです。
この4年という間の関係は家族よりも濃い時を過ごして来たと思います。
同じ東京出身という事もありプライベートでも親密な関係が築かれていたと
想像出来ます。だからお互いを知り尽くしていると思います。


11月23日の発表から、二人が顔を合わせる日が来たのは、
26日の℃-uteライブに二人は帯同していますからその日でしょう。


加賀さんの心境は、念願のモーニング娘。に合格が決定した喜びの
半面、同期の一岡さんが落選した事は彼女に暗い影を
落とし、心を痛めていたと思います。
彼女が研修生達の多くから愛され尊敬されているのは、
人の気持ちがわかり思いやりを持って接しているからこそだと思います。


そんな加賀さんが発表後、一岡さんと対面した時、
一岡さんの気持ちを思いやると、いたたまれない
気持ちになったのは当然の事でしょう。
お披露目の日までは、自分が合格した事は言えないし、
とても言える事ではない事でしょう。
しかし、一岡さんには隠そうとしても隠しきれないでしょう。
まだ17歳の少女に過ぎないのです。


おそらく最初は一岡さんの眼を見る事が出来なかったでしょう。
一岡さんもそんな加賀さんの様子を見て、瞬時に
加賀さんが合格した事を直感したと思います。
4年もの長いつきあいなのです。
加賀さんも、まるで鏡の自分を見るように、一岡さんの様子を見て、
一岡さんが自分の合格を知った事を直感したと想像しました。


その後の二人の様子は、私ごときには想像すら出来ない事です。


一岡伶奈さんは、高校3年生です。高校を卒業した後も研修生に
残った例はほとんど無いはずです。一岡さんにとって今年が
最後の年だったのです。
後は研修生を去ってハロプロ以外のアイドルの道を目指すか、
進学などの道を目指すしか無いのです。


その日の℃-uteライブを終え、家に帰りついた一岡さんの心境を測り知る事は
難しい事ですが、おそらくは少なくとも一晩は眠ることが出来ないほど苦しんだと
想像します。落選した事よりも同期の中で自分だけが残された事に。

一岡さんは来年6月に研修生としての舞台を控えていて、
その時点で合格は無いと諦めていた事でしょう。

その舞台とはモーニング娘。主体の舞台です。研修生も何人か出演します。
その一人が一岡さんなのです。
その舞台で加賀さんはモーニング娘。メンバーとして出演します。
一方一岡さんは研修生として出演するのです。


同期として4年間苦楽を共した、言わば戦友とも言える加賀さんが
合格した事を知ってどう気持ちの整理をつけたのでしょうか。


普通はそういう場合はどうしても、妬み嫉みが起きるのが人間なのです。
研修生として今後の人生をかけてデビューを目指して努力してきたのですから、
当然ありうる感情なのです。


その後の一岡さんの姿を画像で見ました。
その晴々とした素晴らしい笑顔は、彼女の現在の立場を考えると感動に値します。


それは、すべてを納得した人の笑顔だったのでしょう。
加賀楓という素晴らしい親友ならば、心の底から祝福して
喜べると納得し、6月に控えた研修生としての舞台を終えたならば、
研修生を去るにしても、残るにしても、自分の納得する決意を固めた
笑顔だったのでしょう。
おそらく、加賀さんも一岡さんの笑顔を見て彼女の気持ちがわかったでしょう。


13期のお披露目の行われる12月12日の前日の11日研修生発表会が
行われました。もちろん加賀楓一岡伶奈も参加します。
そして岸本ゆめのも、つばきファクトリーの一員として出演しています。

私は観には行ってませんし、その様子も知りません。だけど私の想像が正しければ、
それを確信しています。二人が堂々と楽しく歌い上げた事を。

一岡伶奈さんの去就がわかるのは、2017年6月の舞台が終わった時です。
加賀さんとの共演を最後に研修生としての生活を終えるのか、それとも、


最後に、研修生の一岡さんの今後の道を考えたのですが、
まだ望みは残っています。
加賀さんは13期の合格は難しい。というのが大方のファンの予想でした。


それでも合格したというのは、一岡さんにもまだ可能性が残っていると思います。
モーニング娘。は無くなりましたが、その他のユニットの増員や、
新グループの一員に選ばれる事は大いにあると思います。
来年春の℃-uteの解散によってその後釜としての
新グループの出来る余地が出来たと思います。


2016年12月1日・岸本ゆめのブログより。


岸本ゆめのさんも一岡さんと加賀さんの同期ですね。
二人をよく知る一人。
この一岡さんの晴々とした笑顔に比べて、岸本さんの笑顔にはどこか、
不自然なぎこちない物を感じます。


もしかして、彼女は加賀さんの合格を知っていたのかもしれません。
そして、一岡さんの不合格も。


2019年2月3日 記

私は、この岸本ゆめのさんと一岡伶奈さんの二人のツーショットを見て、
モーニング娘。13期オーデションの結果に置いて、
加賀楓さん一岡伶奈さん、そして岸本ゆめのさんの絆を、
想像をたくましくして、この一文を書く事にしたのです。

12月1日の時点で研修生のほとんどは合格者が誰だか知りません。
合格者の加賀楓さんと横山玲奈さんの二人と、私の想像が正しければ、
一岡伶奈さんと岸本ゆめのさんの二人。

上記で岸本ゆめの加賀楓の合格と一岡伶奈の不合格を知っていたと、
書きましたが、彼女はつばきファクトリーとして二人より先に
デビューしていました。すでにハロプロの一員なのです。
研修生では知りえない事、モーニング娘。13期オーデの合格者を
知っていた可能性はあると思います。

12月1日の一岡さんとのツーショットは一岡さんの晴れやかな笑顔と違って
岸本さんは明らかに動揺してるように見えます。


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研修生17期生同期六名。

金澤朋子 Juice=Juice
一岡伶奈 研修生
加賀楓  モーニング娘。13期合格
岸本ゆめの つばきファクトリー
牧野真莉愛 モーニング娘。
和田桜子  こぶしファクトリー

2016年12月1日時点で、一岡伶奈以外のメンバーはデビューし、
加賀楓も合格しました。

岸本ゆめのさんは自分が先にデビュー出来た事で、
同期の残された二人の事は常に気にかけていたはずです。
残った加賀さんと一岡さんのデビューを心の底から願っていた事でしょう。
しかし、加賀さんは合格したのに、一岡さんは不合格になった。

一岡さんとのツーショットで岸本さんの表情は目をうつろで笑顔を懸命に
作ろうとしていますが、笑顔になっていません。
一岡さんの気持ちを思いやると、泣きたいほどの心境だったのでは
ないでしょうか。


あれから約2年立って、一岡伶奈さんはBEYOOOOONDSの一員として
デビュー出来たのです。


これまで落選してデビューへの望みを絶たれた多くの研修生が去って行きました。

一岡伶奈さんが望みを捨てずに研修生に残り続けたのは、
一岡さんが尊敬してやまない元℃-uteメンバーの鈴木愛理さんが一岡さんの
才能を高く評価して、必ずデビュー出来ると励ましていた事を、
最近になって知りました。
一岡伶奈さんはその言葉に希望を持って残ったのでしょうね。