Dark blueの絵日記

ハロプロ関連の記事が主。後は将棋と猫を少々

Twitter小説集



だーさく入浴




だーさく同棲


亜佑美がぼそっと言う、
「帰り、夕食ね」「はい。?」
「何でも食べなよ」「えぇ。で、お話は?」
「その今の部屋、安いのが取柄だったのに値上げするって。
で引っ越ししようと思うの」 「はい」
「それで、あの、その〜」
「お手伝いしますよ」
「一緒に住もう」 

「はあぁ?」


「一緒に住もう」 
「同棲ですか?」
「何言ってんのよ。同居よ。どうせ越すんなら
良いとこに越したいじゃない、それにはお金がかかる。
だから二人で住んで半分こすれば節約出来る。
それで同居を提案してるの」

「嫌です!」
「そ、そだよね。私なんかと住むなんて」
下を向く亜佑美


「私なんかと住む人なんて」

「違います。お金のために私と同居すると言うのが嫌なんです。
本当の事を言って。私と同棲したいからなんでしょ」

「言わないとダメ?」「言うの」

「小田ちゃんと」 「さくら。と言って」
「さくらと一緒に住みたい。同棲したい!」
「わかりました」



目出度く同棲する事になっただーさくだけど、

「事務所には何と言うの?」
「言うもなにも小田と同居する。で良いんじゃない」 
「ですね。でもメンバーには?」
「内緒。ポロっと喋っちゃうのがいるからね」 
「いますね」
「すぐに『だーさく同棲』ってwが五十個は並ぶスレが立つ」


2人は寄り添って部屋の写真を見る。
「わあー良い部屋ですね」
「ちょっと高いけど二人で住むには良いのよ」
「なんか、私達結婚前に新居を探すカップルみたい」
「なんか照れるね〜小田ちゃん」「さくらと呼んで。石田さん」

「石田さん。は止めてよ」「じゃあ、亜佑美さん」
「さくら」



「ふくちゃん、私引越しする事にしたの」
「そうなの」 「それで、同居する事になったの」
「誰と?」 「その〜小田ちゃんと」
「えええっー!」

「リーダーだけには言っとこうと」
「その、なんで小田ちゃん?」
「二人で折半すれば節約出来るから」

「そう。なんで私じゃないの?」



契約などすべて済ませ後は二人で移るだけ。
「同居する事ふくちゃんだけに言ったの」 「はい」
「なんで小田ちゃんなの、私じゃないの?
って言われて困ったの」「困りますね」
「実家を出るの反対されてると言ってたけど、
さくらはどうなの?」
「石田さんと一緒だからと説得しました」


亜佑美さん、なぜ譜久村さんで無くて私なんですか。
譜久村さんの事好きなんでしょ」
「言わないとだめ?」「嫌なら」

「ふくちゃんの事は好きだし、尊敬してる」「はい」
「絶対喧嘩はしない。それまでの仲だと思う。
さくらとは喧嘩すると思う。でも乗り越えて行ける」
「わかります」



駅で待ち合わせて新居を見に行く事になった。

約束の時間が1時間2時間過ぎてもさくらは来ない。
メールをしても返信が来ない。
亜佑美は辛抱強く駅で待った。ついに3時間がたった。

先に新居に行ったのかと思い行ってみたがさくらの姿は無かった。
亜佑美は部屋の外に座り込んだ。



また駅に戻ったが、さくらはいない。
メールも来ない。

駅を出て呆然と下を向いて歩いていたら、
電柱に額をぶつけて、痛みに座り込んでしまう、

足音がして、肩に手をかけ、
亜佑美さん」
顔を上げるとさくらが居た。
「小田っーーーーーーーあ!」

亜佑美の目から涙がこぼれ落ちた。


亜佑美は声を上げて泣きながら、
「嫌になってもう来ないんじゃないかと」
「そんな事ありません」


さくらはハンカチで涙を拭いてあげると、
「何処の駅で待ってたの?」
「東小金井」
「やっぱり。私は新小金井って言ったでしょ」

だってだってと泣く亜佑美をさくらは立たせた。


新居で亜佑美はさくらにしがみついて、
「もう何処にも行かんといて!」

そんな亜佑美を強く抱きしめながら、
スマホを忘れたの。私は何処にも行かないから安心して」

JR中央線東小金井駅西武多摩川線新小金井駅で待ってたら
会えないはずだ。

ようやくだーさくの同棲生活が始まる。


「譜久村さん、最近石田さんと小田さん変じゃないですか、
よそよそしいし、あまり喋らなくなった気ぃしまへん?
同棲してるくせに」

「はーちん、同棲って誰から聞いたの?」
「皆言ってますよ。メンバーも二人に気ぃ使って
妙にぎくしゃくしてるし、私も」

だーさくは新居に帰ると、


「もう隠すの止めません?」
「だってさー」
「皆知ってますよ」
「えー、さくら言ったの?」
「言いません」
「じゃあふくちゃんかな?」

「もし、メンバーの二人が同棲してると聞いて
黙ってられるますか?正直」
「う〜ん自信無い」
「でしょう。こういうのは自然にわかるんです」


「皆話しかけないし目をそらしたり、
隠すから皆との関係がぎくしゃくするんです」
そだねー


「譜久村さん!二人が手を繋いで来ましたでー!」
「そう。良かったじゃない」

昼休み、
「譜久村さん!あの二人が作ったお弁当持ってきて、
仲よう食べてます!」
「良いんじゃないの」


手を繋いで新居に帰っただーさく。

「良かったですね。皆とも自然に話せるようになったし」
「良かったね」
「今度は私達の番ですね」
「何が?」
「同棲一週間なのにまだ一緒にお風呂入って無いじゃないですか」
「だって〜」

「一緒に入れば節約出来ますよ」
そだねーーー!」




「あやかのん結婚」


花音は目が覚めて隣で寝てる彩花を見ると、
花音はそっと、ベッドの下に隠した物を取った。


「それ何?」 

いきなり彩花に言われて、花音は驚いたがそれを差し出すと、


「あやちょ、結婚して」 
「はあ?」 


彩花は花音の持ってるリングケースを取って開ける、
「良い指輪ね。取り合えず貰っとくね」
「じゃあ、OK?」
「考えとくわ」


彩花は花音に、
「例の舞台の本は出来たの?」
「大体出来てる」 彩花は指輪をつけてる。


「ねえ内輪のお祝いぐらいはやらないとね。ゆうかに結婚するって
言ったのよ。おめでとうって」
「あのね・・」
「嘘とか言わないでよ。決心したんだから」

舞い上がってるなと思った。ため息をつく。


あやかのんの結婚お祝いの会が開かれた。
集まったのは、昔の仲間スマイレージアンジュルムの皆。
純白のドレスの彩花は化粧を直しながら、
「まろもドレスを着ればいいのに」
「二人共ドレスじゃ変よ」


彩花は立つと
「今夜の初夜が楽しみね」
「昨夜もしたじゃない」
「今夜が本当の初夜よ」
「まあね」



あやかのんの結婚祝いの会が宴もたけなわとなり、
主役の二人の挨拶となり、彩花が
「まろにプロポーズされた時、夢かと思って」
と涙ぐんだ時、
ゲストの一人が突然立ち上がり、

「なんで結婚するんだよーーーー!!」
叫ぶやいなや、皿のナイフを掴むと
あやかのんに向かって突進してくる。
会場は騒然となる。


その時、「めいめい!」と飛び出したのは竹内だった。
タケに体当たりされた芽実は起き上がるとナイフを捨てると
また二人に突進する。まろは彩花の前に出て庇う。

芽実はまろにぶつかって抱きつくと泣き始めた。
彩花も泣きながら抱きつく。そして2期の3人が周りを囲んだ。



あやかのん結婚。エピローグ

二人は初夜を迎えるためにベッドに入った。
「めいめいは私と結婚したいと言ってたね」
「違う、めいめいは私と結婚したかったって」


「めいめいはナイフでどちらを刺そうとしたのかしら」
「わたし」 「違う私よ」
「代わりに私が引導を渡すわ」
尼さんだけに。



2037年

花音は彩花に電話をした。

「久しぶりね。なにか?」
「うん。ちょっとね・・・」


「花音が連絡してくると思った」
「なぜ?」
「昨夜、花音の夢を見たの」
「夢ってどんな夢?


彩花は咳払いすると、
「花音ちゃんに、抱かれた夢」


「・・・ちなみに、私は情熱的だった?」
「めちゃめちゃ情熱的で、逝きまくった」

「はあああぁ・・・あなた四十過ぎの尼さんよね」
「夢だからいいの」
「そうね」


「お願い、会いに来て」


「仁王様」


花音は寺へ彩花に会いに行った。若い僧が出てきて、
「どなたにご面会に?」

「・・・和田彩聴さんです」

「はぁ、あっあやちょさんですね」


ここでもあやちょかい、
彩花は花音の顔を見るなり、

「私変な夢ばかり見るの」
「また私に抱かれる夢?」

「花音ちゃんじゃ無くて、仁王様に抱かれる夢」
「はあああーーー??」
「私は仏門に使える身ですって言っても許してくれないの」
「ふ〜ん、でも許さなかった?」


「もちろん、抱かれたわ」


「やっぱり。で、仁王様は情熱的だった?」
「壊れるくらい情熱的だったわ」
「そりゃあ仁王様に抱かれたらね」


「だから、明日花音の家へ行っていい?」
「いいよ(抱いても)」



「気持ちがセックスに出すぎ」


二人は腕を組んで花音のマンションに入った。
彩花は袈裟を着てるので一種異様な感じを与える。

「他の服とか持ってないの?」
「これしか持ってないの。袈裟は嫌?」


部屋に入ると、
「坊主憎けりゃあ袈裟まで憎い。って言うけど、
尼さん好きなら袈裟まで可愛いって、言わないか」

彩花は笑って、「なにバカな事言ってんのよ」
そう言うと、袈裟を脱いでしまい、下着も脱ぎだす。



この画像は、れっきとしたあやちょの写真集からです。


脱いでしまうと花音をソファーに押し倒す。
「ちょっと!落ち着きなさいよ」
「落ち着いてられるかい!昨日花音に会ってから眠れなかったのよ」


「私を抱きたすぎて・・・」

彩花はうなずくと花音の服を脱がしにかかる。
脱がした花音に覆いかぶさってキスしてくる。


そして舌を入れてきて花音の舌を捉えると強烈に吸いながら歯をあてる。


花音は彩花の肩を押しのけて口を離す。

「あなたは気持ちがセックスに出すぎよ。舌を食いちぎられそう!」

「花音の舌なら食べちゃいたい」

「うちの舌は牛タンじゃないからー」


花音は体を入れ替えて上になる。

「その気なら私も食ってやる」

体を下にずらし、彩花の乳房を咥える。
乳首を強く吸いながら歯をあてる。
乳首は硬く膨れ上がり立っている。その乳首を軽く噛んでやると、
彩花は押し殺した声を上げる。


顔を上げて彩花を見ると顔をしかめて目をぎゅっと閉じてるので、

「痛かった?」

彩花は強く首を振ると、

「もっと強く噛んで・・・血が出るほど」

応えて、少し歯形がつくほど噛んだ後、顔をもっと下にずらしていき、
彩花の下腹部に顔をもっていく。



「気持ちがセックスに出すぎ」


花音が彩花の秘部に指をそわせると、彩花は歓迎するように
内股を大きく開いた。


ぬるぬるの唇に似た粘膜に指を進めると、ビクンと下腹を震わせて、
体が跳ねた。
「あ・・・、あっ・・・!」 喜びの声を上げる。
背中を弓なりに反らせ震える内股を両手でがっちりと抱え込むと、
蜜で濡れそぼった秘唇に舌を這わす。


舌でクリちゃんをさぐりあてると舌で転がす。
たちまちクリちゃんは勃起して膨れ上がる。

「あっあっ!はあっ!!まろっまろっ!」
彩花は絶頂が近くなると、花音を「まろ」と呼んだ。

まろは、跳ねまわる体を抑えつけ、舌をしびれるほど使う。

「あっあっあっあっ!、まろっーーーーーーー!」


達した後もその余韻で体をビクビクと痙攣させる彩花を
花音はしっかりと抱きしめた。

狂おしいほど感じている彩花を見て愛おしさがつのってくる。


しばらくして二人は起き上がると手を繋いで浴室に向かう。
ボディソープをお互いの体にぬり合いっこをする。
そのくすぐったさにキャアキャアと嬌声を上げる。

シャワーで流すと抱き合いながらお湯に浸かる。
お互いの体のぬくもりと、温かいお湯が体にしみいる。


お風呂から出ると彩花は子供のように甘えて、抱っこしてベッドに
運んでとせがむ。仕方かなく花音がお姫様抱っこで持ち上げると、
意外に軽くて驚く、たぶんお寺で精進料理だけを食べてるせいだと
思う。


花音が彩花をベッドに寝かせて傍に横になると、彩花は体を起こし、

「今度は私が花音ちゃんを逝かせてあげる」

上になると、じんわりと濡れてきた花音の秘部に手を差し込む、

花音は彩花の首にしっかりと腕をまわすと、秘部に差し込まれた
彩花の指に合わせて腰を持ち上げ、背中を弓なりに反らせながら、
抑えてきた自分の欲望を解放した。



「めいめい」

彩花は目が覚めると、花音に身を寄せた、2人とも裸だった。
花音も目を覚ました。

「ねえ、この部屋に連れ込んだのは、私だけなの」

「・・・」


「白状しなさいよ!」

「・・・あの有名な舞台女優さん」

「めいめいっ!!」

花音はうなずいた。

「ずるい!!私だって抱かれた事無いのに!」

「一度だけよ」

「いついつよ!」


「芽実がアメリカへ渡る前日。もう会えない気がして、つい」

「十年前か。それなら私だって抱かれるわ。そうだ!

めいめいは日本に帰ってるし、一度ここで3人で会いたいな」


「情熱的な事は無しなら」
「そ、そうね・・・」


終わり。



彩花は出家したという想定になってますが、尼さんになっても
必ずしも頭を丸めるわけではありません。寂聴さんは丸坊主ですが、
男性はともかく、女性の場合は長い髪を首の辺りまで切って、おかっぱに
するぐらいでも良いそうです。
寂聴さんが源氏物語で女性のヒロインが出家する時、それぐらいに切ったと
言っていました。ちなみに作者の紫式部も出家したとも言ってました。


短い時の花音の髪ぐらいかな。あやちょは昔から髪を伸ばしてますが、
あやちょのおかっぱ頭を想像したら、とっても可愛いだろうな。
あれ、「ショートカット」の時はカットしたのかな?


かなりカットしてるけど、ポニテが出来るくらいだから少しだけかな。



水の記憶


二人は手を繋いで川に入った。
「冷たくて気持ちいいね」
「知ってる?この水は地球が生まれた
45億年前の水と同じ物なんだよ」
「本当に?!」
「本当に。もし水が記憶してるなら、
地球の歴史を全て知ってるって」
「素敵ね」
「でもね、この水は宇宙の星から来たのかもしれない」



「遠い宇宙の星が爆発して隕石となって
地球にやって来て、その隕石には水が入っていて
地球の水の仲間入りをして。
その水は、爆発した星の生物の水かもしれない」
「素敵ね」
「その星の恋人達の体の水だったかもしれない
その恋人達の水が私達の体の水になってるよ」
花音は彩花の手を取った



ガンダーラ

「私、ガンダーラへ行くわ」
ガンダーラ?!聞いた事も無い」
ガンダーラの仏像を本で見て、どうしても行きたくなったの」
「外国なの、何処にあるの?」
「昔、中東にあったそうよ。今は無くなったけど」
「嫌!そんな危ない所へ行かないで!」



ガンダーラ仏像


「もう決めたの。ガンダーラのあった場所に行くわ」
花音が彩花を後ろからきつく抱きしめて、
「行かせない!もう何処にも行かないって言ったじゃない」
彩花は花音の手を握ると、
「これは私の旅立ちだけど、花音ちゃんの旅立ちでもあるの。
もう花音ちゃんは私がいなくても大丈夫だから」
「嫌!あやちょ行かないで!」


花音は、あのお寺を訪れた。
あの仏像の前で手を合わせた。
仏像の顔が彩花の顔に戻っていた。
「私はいつも花音ちゃんの側にいるよ」
そんな彩花の声が聞こえたような気がした。


その花音の後ろから二人の女性が近づいていた。
一人の女性は背がすごく高く、
もう一人の女性は茶色い髪だった。




成仏


彩花が行方不明になって1年が立った。
花音は後輩の茉穂に 連れられてある古い寺に来ていた。
茉穂がどうしても見せたい 物があると言うので来たのだ。
茉穂はある仏像を指差した。すぐにわかった。
その仏像の顔は 彩花に似ていた。
「あやちょなのね」
仏像が笑いかけたように見えた。


還俗

あれから2年立った。
ある地方のライブハウスでのライブだった。
花音は後ろの方に見覚えのある人を認めた。
彩花だった。
その後二人はあの古い寺へ向かった。
彩花は仏像の前で手を合わせた。
仏像の顔が変わっていた。
花音は彩花に後ろから抱きつくと、
「もう何処にも行かないで」


ロンリーバースデー

彩花に、今夜私のお誕生会するから来てね。
「・・・あっごめん花音!今夜用事が出来て、行けない」
は?!約束したじゃない、「本当にごめん!」
彩花は走っていった。憂佳に声をかけた、
「今夜行けないんだ」憂佳も行ってしまった
紗季も私を見て逃げた。なんでなんでみんな逃げるの


いいんだ、誕生日なんて良い事ないんだ、
一つ年をとるだけだ。家を出て公園に行った。
夕方の公園のブランコに腰かけた。そこに、
仔犬が寄って来た、お前も一人ぼっちなの、
花音も一人ぼっち、誰も振り向いてもくれない、
仔犬を抱き上げたら急に涙が溢れてきた
涙がポタポタ落ちた


「花音ちゃん!」彩花の声に見ると、3人が居た、
嫌!もう誰にも会いたくない!走って逃げた、
3人が追いかけてきて掴まった、そして彩花の
家に連れていかれた、そして彩花がリボンの付いた
箱を持ってきた、「開けてみて」開けると、



中に綺麗なガラスの靴が入ってた、なんて綺麗なの!
彩花が、「シンデレラさん、お誕生日おめでとう!」
紗季が、「3人で一生懸命ガラスの靴を捜したのよ」
憂佳が、「騙してごめん、花音を驚かすつもりだったの」
みんな、ありがとう!また涙が溢れ出した、
彩花、憂佳、紗季みんな大好き!



「待ちわびて」

遅くなった!絵里待ってるかな、
帰り着くさゆ。
お母さん!絵里は?
さっき帰ったよ。
そうなの、もう0時過ぎだもの、

誕生日に絵里が来てくれたのに私のせいでリハが長引いて私のせいなんだ。
さゆみ泣かないで。

だって絵里がだんだん離れていくよ、もう会えないの、
ピンポ〜ン、あっ絵里だ!


この「待ちわびて」は、初めてTwitterに投稿した作品です。
140字以内におさめるのがかなり大変でした。
これは絵里が卒業した直後に書いたものです。


ふれあう
さゆの家、お風呂三人で入ろ!嫌だよ!三人一緒じゃ狭いよ。
抵抗しても結局三人で入るはめに。肌がふれただけでキャーキャー大騒ぎ。
えりのバカ笑いが響いて耳が痛い。交代で湯に浸かる。
お喋りが延々止まらない。もう出る、のぼせるよ。
その手をさゆえりが引いて止める。ギャー!ガキさん鼻血!


そこまでスキちゃん
花粉症で目が痒いくしゃみが止まらない、気が狂いそう。
ゆうか可哀想、薬は無いの?
薬を飲むと頭がぼ〜となるの。
目が痒いのは?花粉が目に入るの。
取ってあげる。え?上になってきて、舐め取ってあげる。
舌を伸ばしてくる。止めて〜?!目が覚めた、夢か。
かのんならやりかねない。嬉しいけど怖いような。


 「○○ がんばらなくてもええねんで!!」
花粉症で鼻がつまって苦しい、気が狂いそう。
ゆうか可哀想、薬は?
薬を飲むと頭がぼ〜となるの。
どうして鼻がつまるの?花粉が入って鼻水がつまるの。
私が吸い取ってあげる。え?
かのんは上になって口を伸ばしてくる。
キャー止めて!
あ、夢か。ズルズル〜と鼻を吸われる。
あっ!夢じゃない〜〜〜〜〜〜?!


こないで
最近誰かに見られてるような気がする。
変な事ばかり、脚立が急に倒れたり、
物が落ちてくる。危うく怪我。狙われてる? 

メイク中視線を感じて振り返るとれいな。
部屋には二人だけ。
鏡を見てるとれいなが私を見てる、
見た事ない怖い顔、立ってこちらへ来る、

れいなやめて、こないで!

ガキさんチャックが開いてるとぉ〜」


「部屋とYシャツとれいな」


女と歩いとったやろ!
え?知らないよ、
ウソ!もう許さんけん!
疑うなら携帯見せよか、
いい!別れる!
またか、れいなのすぐ切れる所が嫌なんだよ。


部屋を飛び出たれいな、フラフラと道を歩いて車の方へ体が揺れる、
そこへ追いかけた彼が抱きとめる。
危ないよ!
いい!死ぬけん!
れいなが死んだら俺も死ぬよ。
れいなは彼の胸に顔をうずめた。


「後輩」

高校を辞めるの?
憂佳は寂しく笑って、父が破産して家も何もかも失ったんです。
皆で母の田舎へ帰る事にしたんです。
私、何も出来なくて。
憂佳は首を振った。
私はどうしたらいいの、教えて。
私の事を忘れないで欲しいのです。
わかった絶対忘れない。
私鈴木先輩が好きでした。



みずきの部屋


夫から電話
今夜は遅いから夕飯はいらない。
今夜も?毎晩じゃない。
ごめん、接待だから。
二歳の娘を寝かしつけお風呂に入ってると、ピンポーン、
「竹内さん、宅配便です」
聖はタオルを巻いて出る。
受け取った時タオルがストンと落ちた。
マシュマロボディに目が眩む配達員。


これらの作品は、Twitterで発表した作品です。140字以内に
おさめるために字数をけずったので、説明不足の部分があります。

「気持ちがセックスに出すぎ」これ熱心な読者の要望に応えて
ブログだけに書いたものです。こんなのTwitterに書いたら
アカを凍結されるわw




やじすず小説