Dark blueの絵日記

ハロプロ関連の記事が主。後は将棋と猫を少々

ケーキ紛失事件解決編


娘。メンバーの食べたケーキ一覧


圭織   チョコムースケーキ
なつみ  パンプキンケーキ
真里   ティラミス
ひとみ  アーモンドケーキ
美貴   アップルケーキ
梨華   カスタードショート
希美   さつまいもケーキ・マロンケーキ
亜依   ミルフィー
愛    モンブラン
あさ美   
麻琴   チーズケーキ
里沙   抹茶ケーキ
絵里   にんじんケーキ
さゆみ  イチゴショート
れいな  チョコレートケーキ


真里はリハが終ると希美に確かめた、
希美はケーキを二つ食べた理由を話してくれた。



リハの前に、差し入れられたケーキを見て希美は、なつみの腕にぶら下がりながら、

「あ〜美味しそう!アップルケーキにマロンケーキ、ティラミスに
チーズケーキも美味しそう〜!でも、ひとつしか食べられないのね〜」
するとなつみが、
「そだよ〜メンバーの分しか無いから、一個づつだよ。でものの、
そんなに食べたかったら私の分を食べていいよ」

「ええ〜!食べていいの〜」

「いいよ。この頃また太り気味だからダイエットしてるのよ、だから私の分、
ののが食べちゃっていいよ」

「そうなんだ〜なちみ大好き〜」

希美は大喜びでなつみに抱きついた。




その後、真里はなつみに問いただした。


「なっち、あんたはパンプキンケーキを食べたよね」

「あれってパンプキンケーキっていうの、美味しかったよ」

「でもさ、なっちはののに自分の分のケーキを譲ったのじゃなかったの・・・」

それを聴いてなつみは首をひねりながら、

「ええ?!あれ〜そうだっけ〜??あああ〜!!思い出した〜そうだよ、
ののに私の分のケーキを食べていいって言ったんだべさ!」


「やっぱり〜!それをレッスンしてる間にすっかり忘れちゃって紺野の分のケーキを
食べちゃって、ののは喜んでケーキを二つ食べたから、紺野の分が無くなるはずだよ」

「あちゃ〜、あのねレッスンしてるうちになんだかお腹がすいてきちゃってさ、
ののに譲ったのを忘れてしまってつい食べてしまったのよね」


「あの時、なっちは最後に5期メンの3人を見かけて、食いしん坊の紺野がいないのは、
もうケーキを食べてしまったと思ったんだね。だから自分を含めて4人に4個のケーキだから
人数分あると思い込んで残った紺野のケーキを食べてしまった、
もし、紺野もいて5人に4個のケーキだったら、ののに自分のケーキを譲ったのを
思い出したと思うんだ。
仮に思い出さなくても、優しいなっちの事だから紺野にケーキを譲ってあげたと思うな」


なつみは頭をかいた。


「なっちの大ボケのせいで紺野はケーキを食べられなくて大泣きしたんだよ、
食べ物の恨みは恐ろしいよ、すぐに紺野に謝ったほうがいいよ」
「わかった。帰りに紺野にケーキを買ってあげるよ」


真里が着替えていると、れいなが声を掛けてきた。


「矢口さん、事件が解決して良かったですね。しかし、お見事な推理だっちゃ〜
さすが、矢口さんは裏番刑事(デカ)ですね〜」

真里はれいなを睨むと、他に誰もいないことを確かめて、

「あのね〜おいらは裏番じゃないよ!裏番は別の子に譲ったのさ」

「あれ、そうなんですか、別の子って誰とぉ〜?」

「あっ、いけないつい口がすべっちゃった」

真里はさっさと帰りだす。


れいなは真里を追いかけて、

「矢口さん〜教えてくださいよ〜本当の裏番は誰とぉ〜?!」

真里は振り返ると、

「本当の裏番は、自分のケーキを食べられてしまったお間抜けな女の子だよ」

「ええ〜!!まさか、本当なんですか!信じられないっちゃ〜」

真里は、あかんべ〜をしながら言った、

「うっそだよ〜」


「でも、一応空手の茶帯だし、それにあんなボ〜としてる人が裏番だなんて誰も思わんやろし、
やっぱ本当なんやろか、矢口しゃん〜待ってくださいよ〜」


れいなは真里を追いかけて行った。



        終り


(この物語はフィクションです)