準決勝・第1組
準決勝は、たった一つのフラッグを3人で争うので一回戦と違いよりきびしくなる。
準決勝1組は、新垣、亀井、光井の対戦。
さすがの亀井も準決勝となると緊張しているようだ、
まして強敵の光井を相手にするだけになおさらだ。
さすがに亀井は反応と瞬発力のよさで一番速く起き上がる、
注目の光井はやや遅れてしまう。
スタートを決めた亀井は早くも一歩リードする。
スタートで遅れをとった光井は、少しあせったのか
砂に足を取られて前につんのめり、
転倒してしまうという痛恨のアクシデントに見舞われる。
これで光井の脱落は決定的となる。
光井の転倒を知ってか知らずか、亀井は
余裕の笑みで独走態勢に入った。
この時後方の光井が絶望的な状況で起き上がり、
最後まで走る姿勢を見せたのは賞賛に値する。
亀井は新垣を尻目に余裕でフラッグを手にする。
お手上げの新垣は、たぶん、
「カメ〜〜〜!」とか言ってるに違いないw
道重はあらためて、「絵里すごい〜〜」と、感嘆。
がっくりと座り込んでいる光井に新垣が、
「どうして転んだのよ〜」と、声をかける。
「足がすべったの〜」と口惜しそうに光井。
準決勝第1組は、亀井が勝ち上がり決勝に進出した。