決勝は、高橋愛と亀井絵里の対戦。総合力ではやや亀井が有利か。
何度も言うけれど、ビーチフラッグは先手必勝。
高橋が勝つには、何としてもスタートでは絶対に亀井に負けない事が大事。
亀井は準決勝と違って決勝はリラックスしてる様子。
決して高橋を軽視してるわけでは無いと思うけれど、自信があるのかもしれない。
見てのとおりスタートですべてが決まってしまった。
亀井絵里の体に似合わない(?)反応力、瞬発力は素晴らしい。
そして走り出してからのパワフルな走力も他の追随を許さない。
ギャラリーも亀井の走りには感心するばかり。
優勝は亀井絵里!
道重の「絵里すごい〜」と感嘆するばかりに対して、
田中れいなの表情が何だか寂しげに見えるのは、
れいなの中に忸怩(じくじ)たるものがあるのだろうか。
このビーチフラッグの行われた2008年9月初めの年齢。
亀井絵里・1988年12月23日生まれ19歳。身長157
高橋愛 ・1986年9月14日生まれ 21歳 身長153
わざわざ二人の年齢を書いたのは、この後の亀井の発言によるものです。
走る間も終わった後も終始大笑いをしてた亀井が開口一番言った発言は、
「やっぱり愛ちゃん、歳なんだよ〜!」
これにはさすがに温厚な高橋もがっくりして、
「もぉお〜〜〜!」と、声を上げていたのだけど、
亀井はその理由として、
「だって愛ちゃん絶対疲れてたもの〜」
亀井は、レース前の高橋の目に見えない疲労を見抜いていて、
それが自信につながったのだろう。
亀井絵里の魅力は、何があっても底抜けに明るい憎めない笑顔には
誰でも脱帽するしかないところ。
高橋愛も、座り込んでいる所に亀井がやって来て、手を差し出した時には、
この笑顔になっている。
勝者と敗者が仲良く手をつなぎながら、メンバーの元へ戻る光景はすがすがしい。
高橋愛と亀井絵里という二人ならではの光景だと思う。
負けた高橋愛の感想。
「超速い〜!」