決勝は、飯田、矢口の身長差のある二人の対戦。
スターター役の吉澤の二人の展開予想は、矢口さんはピョコッと立って
スタートが早い。飯田さんは歩幅の大きさでスピードが出る。
吉澤の言う通り、矢口の素早いスタートダッシュからのちょこまかしたピッチ走法に、
飯田が足の長さを生かしたストライド走法で矢口に離されずに付いて行けるかが焦点。
ビーチフラッグという競技は、砂浜にうつぶせに寝る体勢から体を起こしてから
スタートしなくてはいけない、そういう観点から体が小さくて素早く動ける矢口の方が
有利と言える。
飯田に唯一勝機があるとすれば、スタートを互角以上に立ち上がり、道中遅れずに
並んで走る事。そうすれば長い手足で矢口より先にフラッグに手が届くことになる。
スタートが切られ体を起こした瞬間、飯田が矢口の方を見ているように見える。
矢口の起き上がりが早いのをわかっているだけに、飯田は矢口が気になり、
一瞬見てしまったような気がする。その為、それが何分の一秒かの遅れを
引き起こす事になる。
↓この時点では、飯田はまだ半身でスタートの体勢が取れていない。
対して矢口はすでに体は前傾姿勢で、足を踏み出してスタートの体勢に入っている。
ようやく飯田が大きく足を踏み出した時には、矢口はトップスピードに
入りピッチを全開にして徐々に飯田との差を広げてリードして行く。
一回戦や準決勝の時と違って飯田は必死の形相で矢口を追いかけるものの、
時すでに遅く、勝敗は決している。
見事飯田に先んじてフラッグをつかみ取って優勝した矢口の嬉しそうなこと。
大喜びで前を走る矢口に、この飯田の仕草が無念さをあらわしている。
力走のせいでズレたのか、またもブラを直す矢口w
決勝の矢口の走りを吉澤が講評。
「ちょこちょこちょこって走ってて可愛かったよ〜」
飯田圭織の感想。
「いや〜速かったわ〜」
圭織も矢口の走りに脱帽の様子。
ということで、2004年アロハロモーニング娘。
ビーチフラッグ選手権のチャンピオンは、
矢口真里に決定〜!
この2004年アロハロには辻希美は卒業直後だったので
参加していなかったのですが、もし参加していれば、矢口を
おびやかす存在になっていた事でしょう。
2004年ビーチフラッグ選手権