１回戦第２組
道重さゆみの野望
２組は、新垣、道重、リンリンの対戦。どうしても勝ち残りたい道重は、新垣には
かなわなくても、リンリンには勝ちたいと熱望。しかしリンリンの走力は未知数。
新垣、リンリンとの組み合わせは道重にとって比較的めぐまれたと言えよう。
新垣は０４年のビーチフラッグでは４人中最下位と走力はやや劣る。
しかし道重にはまず勝てる。問題はリンリンの存在。見た感じでは
それほど速いとも思えない。しかし、たぐい稀なる運動音痴の道重より劣る人など
ほとんど存在しないだろうw
１組で脱落したジュンジュンの「道重さん頑張って〜！」という声援に答えて、
果たして道重さゆみが２位に残って勝ち上がる道はあるのか？
ビーチフラッグは先手必勝である。逆に言えば後手を引いて出遅れると距離が２０ｍと短いし
砂浜に足を取られるので足の速い人でも先行されると勝てない場合がある。
だから策次第では道重でも勝てる可能性がある。その策とは、何度も言うがビーチフラッグに
勝つには素早く起き上がって人より一秒でも早く先行するしかない。
道重のように運動能力が絶望的に劣る人間が勝つには、多少ズルをしてでも人より早く
起き上がって先行するしかない。すなわちフライングしてスタートの合図が出る前に
起き上がる事だ。もちろんこれは反則だけど、万一見つからなければ儲けものだ。
それしか道重には勝つ手段は無いと思ってたら、本当に道重がそれをやったのだから、
道重も少しは考えていたのだと感心したw
スタートの合図は、スターターの高橋が、用意と言ってから笛をピッーと吹いたら
スタートが切れる。
↓この道重を見ると用意の声に横を向いて様子をうかがって、
まだスタートの笛が鳴る前に起き上がっている、当然他の二人はまだ起き上がっていない、
せっかくの秘策のフライングに成功したと思ったら、道重はあわてたのか転んでしまっては
何にもならないw
道重のフライングに、新垣は抗議しているし、リンリンはフライングに気づかず
走って行ってしまうし、転んだ道重は這いつくばって起き上がろうともがいてるし、
それを見てた亀井は大笑いでのけぞっているし、もうぐじゃぐじゃのスタートに
なってしまうw
当然のようにやり直しとなる。
道重のスタートの遅さは絶望的である。起き上がる体勢も変だし、
どっこいしょ。と、起き上がり、よっこらしょ。と立ち上がる頃には、
新垣とリンリンはすでに走り出している。
道重には、反応力、瞬発力を生み出す筋力が普通の人より劣っているのだと思う。
走力も人より劣っているので、さほど速いとも思えない新垣とリンリンにもまったく
追いつけない。
フラッグを取って新垣とリンリンが大喜びしてる頃にようやく道重が姿を現すという
絶望的な状況になる。
そのくせ大喜びしてる新垣にとりついて、その足を引っ張って倒すという悪あがきをするw
道重には負けたくないという気持ちだけは十分にあるのに、それに伴う体力と気力が
まったくついていかないのである。しかし、それにめげないのが道重さゆみの良い所だと思う。
それでこそ黒さゆと言われる所以(ゆえん)なのだから。
１回戦第二組は新垣とリンリンが準決勝に進出した。
脱落した道重は、１組のジュンジュンと共に最下位決定戦へ回ることになった。
最下位決定戦で道重がどんな悪あがきを見せるか注目したい。
