Dark blueの絵日記

ハロプロ関連の記事が主。後は将棋と猫を少々

クローン・リカ

今や売れっ子の漫画家になった俺は、部屋で
仕事の漫画を書けばいいので、リカと一緒に
過ごせるので好都合だった。
漫画はパソコンを購入してタブレットで書いている。
書いた漫画は、そのまま出版社に送信すればいいの
だから、便利な世の中になったものである。


リカは、外見は石川梨華さんと同じ20歳の体なの
だが、中身はまだ2、3歳の幼児なのだが、それでも
リカの成長は著しく、乾いたスポンジが水を吸収
するように知識や言葉を覚えて言った。


普通の幼児がするようにリカも見るものすべてを
うるさく俺に質問してくる。


「あれは何? なぜなの? どうして?」


それに対して俺は辛抱強く質問に答えてやるのだが
仕事の漫画を書いている時に、それをやられると
さすがにうるさく感じて、


「後で〜!」


と、突き放してしまうと、リカはかんしゃくを起こして、
俺の仕事の邪魔をする。


以前リカが偶然にパソコンのコードを足に引っ掛けて
しまい、それでコードが抜けてパソコンの電源が落ちて
しまったことを憶えていて、俺が仕事でリカをかまって
やらないと、頭にきてパソコンのコードを引き抜いて
しまったことがある。


リカがコードを引き抜こうとしたので、
俺は思わず大きな声で叱った。


「ダメだよ!コードを抜いちゃ!」


起動しているパソコンのコードを抜かれると、
せっかく書いた漫画のファイルがダメになるだけでなく
最悪の場合、ハードディスクがパーになり、パソコンが
壊れてしまう。


リカはプイと横を向いてすねると、向こうに行って
ゴロリと横になって、ふて寝をしてしまう。


リカには可哀想だが、俺がなんとか仕事の一段落を
つけて、リカのご機嫌をうかがいに行くと、
リカは知らん顔で寝たふりをする。


俺が側に行っても見向きもしない。そんなリカを
ほって置いて食事の前にお風呂に入ってさっぱり
することにして、服を脱ぎ出すと、
それを見たリカがパッと起き出して来る。


最初はお風呂を怖がっていたリカだが、
今ではお風呂が大好きになっていた。
もちろん、いつも俺と一緒に入る。


嬉しそうにやって来たリカを座らせると、
服を脱がしてやる。